日本語版ルール2022です。
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スティックの振り上げは原則臍の高さまで。(人が周りに全くいない場合は、ハイスティックを甘めにとることが通例です。反対に、密集地域でスティックが臍の高さ以上で人の体に強くあたった時などは、厳しくファールをとります。頭に当たった場合は、2分ベンチペナルティ相当です。背の高さの違うプレーヤーが相対した場合、背の低いプレーヤーの臍の高さを基準とするべきと考えます。)
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浮いたボールにスティックで触る場合、膝より下で。
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相手を押して転ばせない。(肩と肩の競り合いは許されるが、勢いをつけた体当たりや、背後から押してしまった場合は、ほぼすべてファールと考える)
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スティックで体を引っ掛けたり、相手の足の間にスティックを入れるのは、転ぶ危険があるので禁止。
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相手のボールをとるために相手のスティックにガチャガチャ当てたり、引っ掛けたりしてはいけない。(ルーズボールの取り合いにおいては、スティックが接触するのは避けられない。しかし普及レベルでは、勢いをつけて振りにいって何度もガチャガチャやっている人にはしっかり時間をとって指導すべき。)
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ジャンプなしの原則:ジャンプをしてボールを処理したらファールとなります。しかし、ジャンプをしたとしても、正しく膝の高さより下で処理している場合はファールではありません。
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立位の原則:転びながらボールに関与してはなりません。お尻が床に接触している、あるいは両手が床に接触していれば、転んでいるとみなします。当然スライディングも禁止。片膝をつくのは問題ありません。
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ヘディング禁止:故意のヘディング禁止。
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ハンド禁止:ハンド禁止。脇が開いていて、腕がボールのコースを変えてしまった場合、ハンドを取ります。サッカーと同じようなファールの取り方です。
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足でのプレーに関して:足でボールに触る場合、膝の高さより下で触らなければいけない。
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キーパーに関して:投げる準備ができてから3秒以内にボールを離すこと。キーパーはハーフラインの手前で必ずバウンドさせなければならない。故意のバックパス禁止(バックパスがきてしまったら、ゴーリーは蹴るしかない。偶然跳ね返ってきた場合は問題ない。)
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ボールがフェンス外に出たら、フェンス通過地点から1.5m内側にボールを置き、ヒットインとなる(1.5m以内であれば許される)。 その際、相手チームは3m以上離れなければならない。(ゴールラインおよびその延長線よりも奥でボールが出た場合は、すべてゴールライン延長線上のコーナードットで開始。)
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ヒットイン(ボールが外に出た場合の再開)やフリーヒット(ファールの場合の再開)においては、準備が完了してから3秒以内でボールをだす。
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ファールがあったら、基本的にその場所でフリーヒットだが、ゴールラインおよびその延長線より奥でファールが起こった場合は、すべてゴールライン延長線上のコーナードットでフリーヒットです。
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ゴール近くのフリーヒットでは、例外的に必ず3mを確保することになっています。ディフェンス側がゴールキーパーエリアのすぐ外で壁をつくり、そこから3mです。ですから、ゴールキーパーエリアの外縁から3.5m程度になると思います。(壁のために使う幅は50cmと想定されてます。)